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2013年4月10日 (水)

「ちり」が大きい本

「ちり」が大きい本を修理しました。

小さい箇所でも5mm、

大きい箇所では7mmもあります。

表紙は、ハードカバーではなく厚紙。

束もたいしたことないので、

私だったら、本文サイズに断裁してしまうか

ちりをつけるとしても1mm程度にするけれど。

表紙の紙は、経年劣化でもろくなっており

背は破れ、四隅の角はなくなり丸くなっています。

表紙のちり部分も折れやすくなっており

このままでは「平」や他の部分にも

被害が及びそうです。

なぜ「ちり」が大きいのか不思議です。

かつて流行ったスタイルなのでしょうか。

立てて棚に収めることは無理なので

平置き専用なのでしょうか?

表紙を適切なサイズに切り落としたいという

衝動に駆られますが、ぐっとがまん。

元の姿が変わってしまうのは、

「修理」とは言えません。

問題は、綴じ糸が切れて

折丁が外れかかっている事です。

本文は綴じ直し、表紙は補修。

丈夫な和紙で接合しました。

 

 

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